「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」との違いまとめ。「Pixel 6」で十分?

 2021年10月19日の発表にて、「Pixel 6」及び「Pixel 6 Pro」が発表された。期待していた、「Pixel Watch」や「Pixel Fold」の同時発表はなかったものの、大満足といえる内容だった。

 10月28日発売ということで、発売まで1週間を切っているが「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」のどちらを買うか迷っている人も多いのではないだろうか。

 今回はその違いをまとめつつ、筆者が「Pixel 6 」で十分だと思う理由について記していこうと思う。

筆者メモ

「Android 12」も合わせて、ワクワクする新機能が沢山ありましたね!

「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」の違いは?

 早速、違いをまとめていこうと思う。

値段

 値段は以下のようになっている。

Pixel 6 Pixel 6 Pro
値段74,800円116,600円

 「Pixel 6」の値段は、8月にリリースが発表された当時の予想よりも安いものとなった一方、「Pixel 6 Pro」は予想通りのハイエンドな価格設定となった。

 無印とProで4万円以上の差があるというのは特徴的だろう。ちなみに、「iPhone 13」と「iPhone 13 Pro」は25,000円程度の差だ。

サイズ

 サイズの違いは以下の通りだ。

Pixel 6 Pixel 6 Pro
74.8mm75.9mm
高さ158.6mm163.9mm
重さ207g210g

 サイズは「Pixel 6 Pro」の方がやや大きい。数値にすると微細だが、幅・高さともに大きくなっているとその差は想像以上に大きい。宣伝画像でも以下のようになっている。

「Pixel 6」はやや大型、「Pixel 6 Pro」は大型という大きさだろう。どちらにせよ片手での使用は取り回しが悪く、両手での使用が基本になるはずだ。そう考えると、画面は大きい方が魅力的かもしれない。

 なお、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」どちらでも厚さは8.9mmと共通となっている。

基本スペック

 最も注目されているチップは「Pixel 6」と「Pixel 6 pro」で共通しているものの、その他のスペックは異なる部分がいくつかあるため、まとめていこうと思う。

Pixel 6 Pixel 6 Pro
メモリ8GB12GB
リフレッシュレート90Hz120Hz
バッテリー4614mAh5003mAh

 この辺りの基本スペックは値段の甲斐あって全面的に「Pixel 6 Pro」の方が優れているといえる。メモリやリフレッシュレートだけでなく、同程度の重さにもかかわらずバッテリー容量が増えているのもポイントだ。

カメラスペック

 カメラスペックも大きな違いの1つだろう。以下には詳細スペックは記さないが、違う部分のみを記載する。

Pixel 6 Pixel 6 Pro
背面搭載カメラ標準、超広角標準、超広角、望遠
背面ズーム性能最大7倍最大20倍(光学4倍)
正面カメラ800万画素1110万画素
正面カメラ動画FHD 30fps4K 30fps / FHD 60fps

 まず、背面カメラに望遠があるかないかという大きな違いがある。これにより、光学4倍の撮影することができるようになる。デジタルズームも含めたズーム性能は、7倍と20倍ということで、大きな差が出ている。

 また、正面カメラの性能も「Pixel 6 Pro」の方が上だ。画素数はそれほど大きな差ではないが、正面カメラの動画で「FHD 60 fps」の動画が取れるかどうかといった差もある。

その他と共通部分

 その他の違いとして、フレームが「Pixel 6」はテクスチャ加工「Pixel 6 Pro」はポリッシュ仕上げということで質感が多少異なるだろう。

 通信規格の面では5Gへの対応として、「Pixel 6」はSub 6のみ「Pixel 6 Pro」はSub 6及びミリ波に対応している。

 また、対応カラーも「ストーミーブラック」以外は異なっている。

 

 それ以外の部分、例えば、チップ、アフターサービス、防水性能、指紋認証、などはすべて共通となっている。

「Pixel 6」で十分だと思う理由

 さて、筆者が「Pixel 6」で十分だと思う理由について書いていくが、根本的に筆者はどちらかといえば「使いやすいスマホ」を求めている。そのため、

スマホは興味あるけど、正直使いやすくて、コスパが良ければいいんだよね…

という方向けの意見だ。逆に「ワクワクするスマホが欲しい」「スマホはガジェットとしてとらえている」「スペックが必要なゲームをプレイする」という方には同意いただけないだろう。

筆者メモ

むしろ、「スマホはガジェットとして見ている・集めている」という方は迷わず「Pixel 6 Pro」を買うべきかと思います

 これを前提として、筆者が「Pixel 6」で十分だと思う理由を記していく。

スペックが「Pixel 6」で十分

 まず、メモリについてだが、はっきり言って12GBが必要な場面は多くない。動画編集やハイスペックなゲームなどの特殊用途で使わない限り、8GBで十分すぎるだろう。ブラウザ・動画視聴・SNS程度の利用では8GBすら必要ないとも考えられる。

 一方、リフレッシュレートに関しては高ければ高いほど快適であるため、正直「Pixel 6 Pro」の方が魅力的だ。ただ、60Hzと90Hzの違いは非常に大きいが、90Hzと120Hzの違いはそれに比べると小さい。そう考えると、4万円の差はないだろうと感じる。

 バッテリー容量も1割程度異なるが、「Pixel 6」の時点で4600mAhある。劣化しない限り、一日使っていてもバッテリーは切れないレベルだ。また、リフレッシュレート90Hzと120Hzの違いなどの諸々の性能差を考えるとむしろ「Pixel 6 Pro」の方が早くバッテリーが切れる可能性すらあるだろう(ただし、省電力のために「Pixel 6 Pro」ではリフレッシュレートを落とすこともできる)。

筆者メモ

もちろん性能は全面的に「Pixel 6 Pro」の方が上ですが、4万円を払う価値があるかと言われると「?」です…

カメラ性能について

 これに関しては、バッサリと切れる理由がある。

  • 光学4倍なんてあっても使わない
  • インカメラの性能はいらない

今使っているスマホは標準・超広角の2つだが、これで十分すぎると感じている。

 もちろん、そういう必要性を感じる方がいることも当然理解している。あくまでも「筆者は」の話である。

筆者メモ

スマホで遠くの写真とかあまり撮らないので望遠は不要ですし、正直インカメラの性能なんて「Pixel 6」でも高すぎるくらいです…

ミリ波対応はまだ必要ない

 ミリ波の対応はしてほしいと感じている人もいるかもしれないが、ミリ波は少なくとも向こう数年では広い範囲で使えるようにはならない。Sub 6に対応していれば十分だろう。

 例えば、2022年末までのdocomoの「ミリ波対応状況」を示したのが以下の画像だ。

色が似ていて見にくいが、丸い斑点で書かれているのがミリ波対応エリアだ。2022年末の東京駅の周辺ですら、部分的に使える場所がある程度だ。はっきり言って、ミリ波に対応しているありがたみを感じられる機会はほとんどないだろう。

 図で赤く広く示してある「5G(Sub 6)」に対応していればよく、「Pixel 6」で十分だろう。

なお、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」はn79(4.5GHz帯)に対応していないため、赤く広く示したエリアでも利用できない場合がある。

まとめ

 改めて、全体的な性能は「Pixel 6 Pro」の方が上だ。基本スペック、カメラ性能のすべてで上回っている。価格にこだわらない人、大型スマホで構わない人は「Pixel 6 Pro」を買うのがよいだろう。

 一方で、その「4万円の差」が本当に必要な人は多くないと筆者は考えている。「Pixel 6」の新機能には興味があるが、望遠カメラは必要ない・高い性能が必要なゲームはしない、といった方は「Pixel 6」を買うのが良いのではないだろうか。

筆者メモ

わたしは「Pixel 6」で十分だと考えています。しかし、せっかく革新的なスマホなのだからハイスペックの物が欲しいと考える人は「Pixel 6 Pro」の方が良いでしょう