【開封レビュー】今からでも「Pixel 5」を買うべきか検証

 9/7(火)に「Pixel 5」が届いた。これは9/5(日)に、Google Storeで一時的に在庫が復活したことを機に購入したものだ。

 色は特にこだわりはないが、Just Blackしか在庫が復活していなかったのでそちらを購入した。

しかし、2021年9月現在と言えば、

  • ほとんど性能を落とさず、2万円以上安い廉価モデル「Pixel 5a(5G)」が発売
  • 最新のハイエンドスマホ「Pixel 6」の発売も決定している

という状況だ。よって、

このタイミングでPixel 5?

と思う方も多いだろう。

 ということで、今回はこの状況で、果たして「Pixel 5」を買う価値があるのかということも含めて、開封後三日間のレビューを行っていこうと思う。

開封&初期設定

 手のひらに収まるサイズの箱を開封すると、内容はこのようになっている。

第一印象としては「見た目でその特殊な質感がわかる」といったところだ。金属らしい光沢はなく、噂通りの「マットな質感」であることは見ただけでもわかる。

 Just Blackの名の通り、黒くて光沢もないためかなり暗い色の印象だ。

筆者メモ

傷や汚れも目立ちにくそうな印象ですね

 続いて内容物は以下の通りだ。

  • 説明書(+SIMピン)
  • USB-typeCのアダプタ
  • ケーブル
  • USBとUSB-typeCの変換アダプタ

となっている。昨今のスマホはアダプタやケーブルを同封しないものも増えてきているが、「Pixel 5」には同封されていた(ちなみに「Pixel 5a(5G)」にも同封されているようだ)。

そして起動画面だ。ここからは初期設定に入っていく。

 筆者は元々Androidユーザなので、ケーブルで接続するだけでアプリ、画像や動画、Wi-Fi設定などは引き継がれる。

 ただし、LINEのトーク履歴、Google Payの設定、SIMのAPN設定、各種パスワード情報(アプリには再ログインが必要)などは引き継がれないので、別途の設定が必要だった。

 とはいえ、開封から30分~1時間程度で快適に使い始められるのではないだろうか。

数日使ってみての印象

操作性

 まずはハードウェア面だが、非常にコンパクトで取り回しが良い。

 筆者は成人男性の平均ほどの手の大きさだが、指の第一関節と親指の付け根の部分でしっかりホールドでき、片手での操作に不安感がない。

正にちょうど求めていたサイズ感といったところだ。昨今の有名どころのミッドレンジ・ハイエンドスマホは、コンパクトさを売りにしたモデルは少ないため、かなり貴重ではないだろうか。

 コンパクトさだけでなく、151gという重量も持ってみると衝撃を受けるほどの軽さだ。180g、190gといったスマホと比べると、違いがわかるどころではなく全くの別物といえる。

 ちなみに、「Pixel 5a(5G)」は「Pixel 5」よりも大型であり、「Pixel 6」も同様に大型モデルと言われている。

薄さも8mmと比較的薄型で、淵はかなり柔らかいカーブを描いているため、厚みや引っ掛かりを感じにくい。

筆者メモ

(そういえば、噂されていた「画面浮き」もありませんでした)

 最後に指紋認証の精度も上々だ。認証に失敗することはなく、スムーズに起動ができる。その位置もほとんどの人にとって「都合の良い位置」にあるだろう。

 また、既に標準的な機能とはなってきているが、電源ボタンを押さなくても指紋認証に触れれば端末が起動するのもありがたいポイントだろう。

性能面

 次に性能面だが、普段使いで困るカクつくようなことはまずないし、90Hzのリフレッシュレートは快適だ。ブラウジング、SNS、簡単なゲーム等をするには十分すぎる性能と言える。

 120Hzのスマホも出てきているが、大体の場合載っているSoCが不要なほど高性能で、バッテリーの消費も激しくなってしまう。それを踏まえると一般的なユーザにとって90Hzくらいが「ちょうどいい」だろう。

 基本的なスペックを振り返ると

  • Snapdragon 765G
  • 8GBメモリ
  • 128GBストレージ
  • 4000mAバッテリー

となっている。2021年9月現在ではミッドレンジのど真ん中、といったところだろうか。

 写真・動画撮影は1080p240FPS、4K60FPSと上々だが、レンズは広角・超広角の2つのみとなっている。ハイエンドは望遠レンズも搭載しているものが増えていることを考えると、こちらも平均的なレベルに収まる。

 そう考えると74,800円という値段はやや割高だろう。しかし、性能面でも「ちょうどよさ」を抑えていると感じるポイントが多々ある。

  • 90Hzというリフレッシュレート
  • 有機ELディスプレイであること
  • ワイヤレス充電に対応していること
  • 5G対応であること

この辺りだ。こうした「普段使いでも備わってくれていると嬉しい」という部分に手が行き届いているのがありがたいポイントだろう。

結局、今からでも「買い」なのか

 これは言うまでもないが、結局「スマホに何を求めているか」による。

 ただ、時期や最新の動向とは関係なく、多くのユーザがスマホに求めているのは以下のようなことではないだろうか?

  • 快適にブラウジング・SNS・動画視聴ができること
  • 持ちやすく、壊れにくいこと
  • カメラの性能がある程度高いこと
  • バッテリー持ちが良いこと

 「Pixel 5」はこうしたユーザには最適だ。「ハイスペック化するために大型化したり、バッテリー持ちが悪くなるなら、そんなの必要ないんだけど…」という人が満足するモデルだろう。

 一方で、今後更に普及が進むとみられる、5Gやワイヤレス充電にも対応しており、「今後しばらく使えそう」なスマホでもある。

 しかし、逆に言えば以下のようなユーザには向かない。

  • 写真や動画の質にこだわりがあり、カメラ代わりにもスマホを使いたい。
  • 3Dアクションゲームを快適にプレイしたい。
  • ディスプレイは大型の方が良い。

 こうしたユーザはそれこそ「Pixel 6」を待つのも良いし、最近では「Pixel 5」と同等の値段で相当な性能のスマホが手に入るので、別機種を検討してもよい。

最後に

 あれこれと述べてきたが、筆者は「Pixel 5」に非常に満足している。正直に言って「生産停止」にそそのかされて買った部分もあるのだが、予想以上に普段使いに適していて馴染みやすかった。

 スマホを「ガジェット」として見ている人というより、いわゆる一般的なユーザにはかなりオススメできるので、気になった人は購入を検討してみてはいかがだろうか。

筆者メモ

余談ですが、左利きなので左手でスマホを持った写真を撮りましたが、レビューの時は右手で持った方がイメージ掴みやすいかもしれませんね…反省です