トラックボールマウスに替えようとしている方へ!メリットとデメリット

この記事に書いてあること
  • トラックボールマウスのメリットとデメリット
  • 筆者が使ってきたオススメのトラックボールマウス

トラックボールに注目が集まっている?

 新型コロナウィルスが蔓延し始めた昨年春、モニター・キーボード・マウスといった機器の売り上げが上がっていたのは記憶に新しい。リモートワークの普及によって、自宅用にマウスを購入した方はかなり多いのではないだろうか。

筆者メモ

どんなきっかけであれ、ガジェットに興味を持つ方が増えるのは嬉しいですね!

 そんな中、注目されてきているのが「トラックボールマウス」だ。

トラックボールマウス

通常のマウスはカーソルを動かすために、マウス自体を移動させるがトラックボールマウスは親指でボールを転がすことによってカーソルを移動させる。

 今回はトラックボールマウスのメリットとデメリットについて記していこうと思う。

メリット

疲れない

 一日中普通のマウスを動かすのはかなりの重労働だ。特に「マウスを持ち上げる動き」は疲れがたまる。手首を起点に、上下・左右・前後とあらゆる方向にマウスを動かす必要がある。

 一方でトラックボールマウスは、マウス自体は完全に固定だ。手を動かす必要が全くない。親指のみが動くため、腕や肩への疲れ等も全くないのである。

 これは長時間作業したときに感じる大きなメリットだ。

スペースがいらない

 普通のマウスは平らな平面と、ある程度のスペースが必要だ。ノート一冊分くらいのマウスパッドが主流だろうか。

 一方で、トラックボールマウスはマウス自体を動かす必要がないため、その必要はない。更に下が完全に平らな平面である必要もない。リラックスするときは椅子にのけぞりながら、体の上に乗せて操作することなんかも可能だ。マウスを操作しながら、いつでも自由な姿勢を取ることができるのは魅力だろう。

デメリット

慣れるのに時間がかかる

 これは誰もが感じる欠点だ。筆者の経験では、最初の数分は思うように操作ができないレベルから始まった。10分、15分ほどは強烈な違和感を感じながら作業することになった覚えがある。それから数時間か半日経って、ようやく違和感なく作業ができるようになった。

 それゆえ、いきなり仕事で導入するのはなかなか難しいという側面もある。

 ただ、この慣れというのはかなり個人差があるようで、筆者の上司は数十年普通のマウスを使っていたのに突然トラックボールに変えても「10分くらいで慣れた」と言っていた。

筆者メモ

こればっかりは使ってみないとわかりませんね…。

細かい作業がしにくい

 これも慣れという部分もある。しかし、普通のマウスと違ってごくわずかにカーソルを動かすことや、ズレなく望みの方向に動かすのが難しい。普段使いでそんなに正確な作業は求められないが、PowerPointなどの図作成では少し不便を感じることがある。

 4年ほどトラックボールマウスを使っている筆者だが、スライドを作る時だけは普通のマウスを使っている。

 とはいえ、これらの欠点は「慣れ」や「使い分け」の一言で解決する。しばらく使えば、トラックボールの快適さを手放せなくなるのは間違いない

おすすめのトラックボールマウス

 筆者は2つしかトラックボールマウスを使ったことがないが、順に紹介しようと思う。

Logicool ERGO M575

created by Rinker
Logicool(ロジクール)
¥4,990 (2022/05/17 16:31:51時点 Amazon調べ-詳細)

 まず筆者が最初に購入したトラックボールは、Logicool ERGO M575だった。価格は5,000円程度で、「とりあえずこれを使っとけば間違いない」という製品だ。ちなみにトラックボールの感触としては「軽め」だ。しっかりとした回している感覚が欲しい、と考える人には不向きなので購入前に店頭などで触る機会があれば触ってみるとよい(あまりLogicoolのトラックボールマウスが並んでいるのを見たことはないが…)

 筆者は2年経過したあたりで机から落としてしまい、ホイールが壊れたので引退した。

 とはいえ非常にいいマウスだったので、「トラックボール使ったことないけど使いたい」という人はまずはこれを購入するのがよいのではないかと思う。

Logicool MX ERGO

created by Rinker
Logicool(ロジクール)
¥14,400 (2022/05/16 23:30:12時点 Amazon調べ-詳細)

 2つ目に購入したのが、冒頭にも写真を出した Logicool MX ERGO だ。価格は12,000円程度でそこそこ上位モデルである。筆者の感覚では、MX ERGO の方が若干大きく感じる。それ以外のボール自体の使用感はM575と大差はないのだが、大きな変化が3つある。

 1つ目は傾きを付けられることだ。

Logicool MX ERGO ホームページより

ちなみにM575は最初から傾きがある。その一方で、MX ERGOは平らにしても使える、といったところだ(筆者はM575の名残もあって、平らにして使ったことはない)

 2つ目はボタンが1つ追加されていることだ。デフォルトでは「精緻モード」となっている。

先ほども上げた通り、トラックボールは繊細な作業をしにくい。このボタンを押すとDPI(カーソル移動速度)を落として精密な動きに切り替えることができる。

ボールのそばに親指で押せるボタンがある

 ちなみに筆者はここに「戻る」ボタンを割り当てている。Logicoolのマウスは色々とカスタマイズができ、1つボタンが増えるとできることが大幅に増える。この違いがM575との最も大きな違いだと筆者は感じている。

 3つ目は「2つの端末を切り替えることができる」ということだ。中央部にあるボタンで、bluetoothの接続先を切り替えることができる。キーボードでもこの機能を搭載しているものがあるため、そういうキーボードを使っている方は「1つのキーボードとマウスで、端末を自由に行き来できる」という状態が作れる。

 筆者はWindows PCとMacbookをよく同時に起動しているが、そもそも使っているキーボードが別々であるため、マウスだけボタン1つで切り替えることにあまり魅力を感じていない。

オススメまとめ
  • とりあえず「ERGO M575」がオススメ
  • 値段は高くても良い人や接続先をボタンで切り替えたい方には「MX ERGO」がオススメ

最後に

 自宅でのパソコン作業が増えてきて疲れが出てきている人は、もちろん椅子、机、モニター台なども見直してほしいが、意外にマウス1つで疲れが変わることもある。

 筆者が紹介したものに限らず、新しくマウスを買うときには是非トラックボールマウスを候補に入れてみてほしい。